40歳になってから、「このままでいいのか」と考える時間が増えました。

住宅ローン、転職、そして1歳の子ども。
やるべきことははっきりしているのに、なぜか気持ちは落ち着かない。
大きな問題があるわけではないのに、不安だけが消えない――そんな感覚です。

論語には、孔子の言葉として「四十にして惑わず」とあります。
ですが、少なくとも私には、まだそこまでの境地には至れていません。

調べてみると、この年代で感じるこうした違和感は、「ミドルエイジクライシス」と呼ばれるものの一部かもしれません。

今回は、この感覚の正体と、無理のない向き合い方についてまとめてみます。

なぜ40代になると不安が増えるのか

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なぜこのような不安が生まれるのか。
調べてみると、ミドルエイジクライシスにはいくつか共通した背景があるようです。

そして厄介なのは、これらが一つではなく、いくつも重なって起こることです。

■ 身体の変化

まず大きいのが、加齢による身体の変化です。

体力の低下や疲れやすさ、集中力の低下。
以前は気にならなかったことが、少しずつ負担に感じるようになります。

また、男性でもいわゆる更年期のような状態が起こることがあり、
医学的には「LOH症候群(加齢性腺機能低下症)」と呼ばれています。

イライラや意欲の低下、性欲の減退など、はっきりしない不調が続くのも特徴です。

■ 家族の変化

家族の状況が変わることも、大きな要因の一つです。

子どもの独立(私の場合はまだ先ですが)、親の介護や死別、
あるいは夫婦の関係性の変化など、
人生のステージが少しずつ移り変わっていきます。

その中で、「これからどうしていくのか」を考える場面が増えていきます。

■ 仕事の変化

そして、仕事に関する変化も無視できません。

昇進やキャリアの限界が見えてきたり、
これ以上大きく変わることは難しいと感じたりすることで、
将来への不安や閉塞感を覚えることがあります。

若い頃に思い描いていた姿とのギャップに、
ふと気づいてしまう瞬間もあるかもしれません。

ミドルエイジクライシスとの向き合い方

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では、このミドルエイジクライシスに、どう向き合えばいいのでしょうか。

調べてみると、さまざまな対処法が紹介されていますが、
正直に言えば「それが簡単にできれば苦労しない」と感じるものも少なくありません。

ただ、その中でも、すでに自分なりにやっていたことや、
無理なく取り入れられそうなものもいくつかありました。

■ 人生を振り返る

これまでの人生を振り返り、本当に大切にしたいものを考える。

最近、子どもの頃に活躍していた著名人の訃報を目にする機会が増え、
「時代が変わったんだな」と感じることが多くなりました。

それと同時に、「次は自分が頑張る番なのかもしれない」と思うようにもなりました。

■ 小さな目標を持つ

新しい目標を持つことも一つの方法とされています。

とはいえ、大きなことをいきなり変えるのは難しいので、
私の場合は、
「できるだけ長く健康を維持する」
「住宅ローンを少しでも早く返す」
といった、現実的な目標を意識しています。

■ 学びを続ける

新しいことを学ぶのも有効だと言われています。

正直、これがキャリアにどうつながるかは分かりませんが、
英語の勉強を少しずつ続けています。

「すぐに結果が出なくても続ける」という行為自体に、
多少の意味があるようにも感じています。

■ 無理に変えようとしない

新しい趣味や人間関係を広げることもよく勧められますが、
私自身はあまり外に出るタイプではないため、
そこは無理に広げなくてもいいのかなと思っています。

できることと、できないことを分けて考えることも、
一つの向き合い方かもしれません。

■ 体を動かす

運動はシンプルですが、効果を実感しやすい方法の一つです。

私は筋トレを続けているので、
これについては無理なく継続できている部分です。

■ できる範囲で人に頼る

家族や友人に相談することも大切だと言われていますが、
実際には距離や環境の問題で難しい場合もあります。

私も気軽に相談できる状況ではないため、
「できれば」という程度に考えています。

■ 必要なら専門家も選択肢

状態が強い場合には、専門家に相談することも一つの方法です。

私自身はそこまでではないと感じていますが、
必要な人にとっては有効な選択肢だと思います。

「このままでいいのか」と思うのは自然なこと

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ここまで、ミドルエイジクライシスについて、自分なりに整理してみました。

正直なところ、これを知ったからといって、
不安がすぐになくなるわけではありません。

それでも、「自分だけではない」と分かるだけで、
少し気持ちは軽くなるように感じています。

堀江貴文さんが「人生は壮大な暇つぶしだ」と話しているのを見たことがあります。

実際、自分が何かを成し遂げても、成し遂げなくても、
世界が大きく変わるわけではないのかもしれません。

そう考えると、
あまり力みすぎずに、自分なりのペースでやっていけばいいのかなとも思います。

40代になって感じるこの違和感も、
無理に消そうとするのではなく、
「そういう時期なのかもしれない」と受け止めながら、
少しずつ付き合っていくしかないのかもしれません。

もし同じように感じている方がいれば、
焦らず、それぞれのペースでやっていければいいのかなと思います。

ABOUT ME
ichiroiitsuka
2006年大阪府立大学卒業 2006年4月~2020年3月実家から通える動物病院に就職 2020年4月~ 広島県三次市の動物病院に就職 現在は広島県三次市の動物病院と広島県庄原市の動物病院を行き来しながら勤務中で、趣味は筋トレと映画鑑賞 このブログでは自分の勉強したこと、筋トレ、映画などについて書こうと思っています。