40代で軟便に悩んだ獣医師が試した腸活|サイリウムで感じた変化

皆さんこんにちは。
今回の記事では40代の中年男性である私が取り組んでいる腸活について書いてみたいと思います。
子供の頃はお腹の調子は良かったのですが、いつの頃からか気付けば便が常に柔らかい状態になっていました。回数は普通なのですが、どうも健康的とは言い難い便が続いていたのです。
もともと腸活を目的にサプリメントを使い始めたわけではありません。筋トレをするようになってから、マルチビタミンなどのサプリメントを生活に取り入れるようになりました。その流れの中で腸内環境にも興味を持ち、いくつか試してみることにしました。
今回の記事では、その中で試してきたサプリメントや、実際に感じた変化についてご紹介したいと思います。
そもそも腸内環境とは?

そもそも腸内環境とは何から構成されているのでしょうか。
私たちが食べたものは胃で消化された後、腸へと送られます。しかし腸の中には食べ物だけが存在しているわけではありません。もともと腸には善玉菌や悪玉菌といった腸内細菌が存在しており、これらは宿主である人間と共生しています。
腸内細菌は約1000種類、数にすると約100兆~1000兆個存在すると言われています。
また、便の成分を見てみると、乾燥重量の多くは腸内細菌によって構成されています。そのほかに、消化されずに残った食物残渣や、腸壁から剥がれ落ちた細胞なども含まれています。
そして、便の硬さを決める大きな要素は水分量です。
一般的に普通便では水分が約80%、硬い便では約70%、軟らかい便では90%以上が水分になるとされています。
なぜ軟便になるか?

では、なぜ軟便になるのでしょうか。
理由はシンプルで、腸を通る間に十分に水分が吸収されないまま排泄されるからです。あるいは逆に、腸から便へ水分がしみ出してしまう場合もあります。
では、なぜ水分が十分に吸収されない状態で便が出てしまうのでしょうか。
原因はいくつか考えられます。
・腸の運動が活発すぎる
・ストレスなどの影響
・腸内細菌バランスの乱れ
・腐敗した食品や食べ合わせの問題
・腸の疾患
腸の疾患としては、例えば
過敏性腸症候群、
潰瘍性大腸炎、
乳糖不耐症、
食物アレルギー
などが知られています。
では自分の場合はどれに当てはまるのだろうか、と考えてみました。
ストレスは多少はあると思いますが、特別強いものではない気がします。腸内細菌のバランスが悪いのかもしれませんが、正直なところはよく分かりません。
また、腸のアレルギーの可能性も考えました。私はもともとマンゴーのアレルギーを持っているため、食物アレルギーの関与もあり得るのではないかと思ったこともあります。
そこでまず取り組んでみたのが、腸内環境を整えることでした。
サプリメント①プロバイオティクス

まず、比較的ありふれたサプリメントですが、プロバイオティクスを試してみました。
プロバイオティクスとは善玉菌そのものを摂取するサプリメントで、一般的には乳酸菌などが含まれています。
最初は日本製の
新ビオフェルミンS や
ビオスリー
といった製品から試しました。
その後、海外製の
LactoBif
なども試してみました。
しかし、私の場合はどれを使用しても、便の状態に大きな変化は感じられませんでした。
サプリメント②プレバイオティクス+プロバイオティクス

次に、善玉菌であるプロバイオティクスと、その善玉菌のエサとなるフルクトオリゴ糖や食物繊維などのプレバイオティクスの両方が含まれているサプリメントも試してみました。
プロバイオティクスで善玉菌を補いながら、同時にその増殖を助ける成分も摂取できるという考え方です。
しかし、これについても私の場合は便の性状に大きな変化は見られませんでした。
こうしていくつかのサプリメントを試してみましたが、私の場合は期待していたほどの改善は見られませんでした。
そこで次に注目したのが「食物繊維」でした。
サプリメント③サイリウム

実は、このサプリメントには最初あまり期待していませんでした。
成分表示には「オオバコ殻粉末」と書かれており、植物の殻のようなものが本当に便の状態を改善するのだろうか、と半信半疑だったからです。
飲み始めて1週間ほどは、特に大きな変化は感じませんでした。
しかし、2週間ほど続けた頃から、便に少しずつ形が出てくるようになりました。さらに、便が水に浮くようになったのです。
便が水に浮くという現象には、良い場合とそうでない場合があると言われています。
良い場合は、食物繊維の中に空気が含まれることで便が浮くケースです。
一方、あまり良くない場合としては、強い悪臭がする、色が白っぽい、脂肪が浮いているといった特徴が見られることがあります。この場合は腸内細菌バランスの乱れなどにより、メタンガスなどが多く含まれている可能性も指摘されています。
私の場合は特に悪臭などはなく、色も普通の茶色でした。そのため、腸内環境の改善を反映している可能性が高いのではないかと考えています。
もちろん、すべての便が理想的な状態になったわけではありません。しかし、それまでの状態と比べると、明らかに改善していると感じられました。
現在も完全に理想的な便というわけではありませんが、以前と比べるとかなり安定してきたと感じています。
最後に

消化管は、消化と吸収を担う重要な器官です。
消化管が健康であることは、全身の健康にもつながると私は考えています。
40歳を超えると「初老」と言われることがあります。これは人の寿命がもっと短かった時代の考え方で、現在では初老は50代や60代を指すとも言われています。
しかし私は、必ずしもそうではないのではないかと感じています。なぜなら、40歳を過ぎた頃から自分の身体にさまざまな変化を感じるようになったからです。
- 脂っこい食べ物が少し苦手になる。
- なんとなく疲れやすくなる。
- 夜に多く食べると、翌朝胸焼けがする。
- 太りやすく、痩せにくくなる。
こうした変化は、紛れもなく老化の一つの現れではないかと私は考えています。
老化という現象を受け入れ、それを否定するのではなく、自分の身体と対話しながら、足りないものは補い、不調は早めに整える。そして身体を鍛えながら大切に労わっていく。そうした姿勢が大切なのではないかと思います。
現在、腸活の取り組みとして次に甘酒も試しています。また何か変化があれば、改めてご報告したいと思います。
この記事が同じように腸の調子に悩んでいる方の参考になれば幸いです。
