皆さんこんにちは!
今回は頭を空っぽにして、アクションを思いっきり楽しむ映画、日本では1986年2月8日公開の『コマンドー』をご紹介します。
主演は言わずと知れた、アーノルド・シュワルツェネッガー、シュワちゃんです。
あらすじはネタバレを含みますので、内容を知りたくないなという方は、序盤のみあるいは感想のみをご覧になっていただければと思います。
序盤
3人の男がそれぞれの日常生活で抹殺されるシーンからこの映画は始まります。
この3人の男はいったい何なのか?
次に舞台は山中に住む、娘ジェニーと住むジョン・メイトリックス(アーノルド・シュワルツェネッガー)の日常に移ります。
平和に暮らしていた父・娘の生活に、軍からカービー将軍が現れ、『かつての軍の部下が次々に抹殺されており、ジョンも気をつけた方が良い』ということをジョンへ伝えます。
ジョンの警護に数人の部下を残してカービー将軍は去りますが、そこへ正体不明の武装集団が現れ、警護していた部下を殺害し、ジョンの娘を誘拐します。
娘を助けるために襲撃部隊を追いかけるジョンでしたが救出に失敗して、死んだはずのかつての部下、ベネットとその仲間に捕まってしまいます。
ベネットは自らの死を偽装し、カービー将軍がジョンに接触するのを待って襲撃したのでした。ベネットはジョンにかつて追放された過去があり、ジョンを恨んでいたのです。
ベネット達の黒幕に居たのは、バル・ベルデ共和国の独裁者であるアリアスであり、アリアスの狙いは、再び大統領になるために、現大統領であるベラスケスを、彼が信頼するジョンに殺させるというものでした。
中盤
ジェニーを人質にとられたジョンは、バル・ベルデ共和国へ、アリアスの部下とともに飛び立ちますが、飛行機が離陸する寸前で、アリアスの部下を始末して飛行機から脱出します。
ジョンが無事に飛び立ったことを見張っていたアリアスの部下(サリー)はアリアスへジョンが飛び立ったことを電話で報告します。
バル・ベルデ共和国へ向かっていないことが分かると娘に危害がおよぶ状態であったため、ジョンは飛行機がバル・ベルデ共和国に到着するまでの11時間以内に、娘を探し出して救出しなければならなくなったのです。
サリーが唯一の手掛かりだったので、彼に見つからないように尾行し、娘の監禁場所の情報を得ようとします。
ジョンは途中で通りがかりの女性であるシンディーに協力を依頼し、半ば無理矢理シンディーはジョンに協力することになります。シンディーは最初ジョンを疑っていましたが、ジョンからジェニーの話を聞いたりして、徐々にジョンを信じるようになります。
サリーの尾行の最中に、ジョンはサリーに見つかってしまい、サリーはジョンが飛行機に乗っていないことを知らせるために、必死にアリアスへ連絡を取ろうとします。
ジョンとサリーの必死のカーチェイスの末、ジョンはサリーからもう一人のアリアスの部下であるクックの泊まっているモーテルの情報を得て、サリーを始末します。
クックの泊まっているモーテルに向かい、元グリーンベレーであるクックを始末したジョンは、クックの車からジェニーの監禁場所の手掛かりを得て、シンディーとともに向かいます。
監禁場所に向かう前に、銃器の店に向かい、銃や爆弾、ロケットランチャーなどを調達します。
終盤
ジェニーの監禁されている離島に向かった完全武装したジョンは、アリアスの部下を次々に始末し、アリアス本人も銃撃戦の最中、始末します。
最後は、ベネットがジェニーを人質にしましたが、ジョンに恨みをもっていたベネットは、ジェニーを解放し、ジョンと1対1の対決をして、その結果ジョンが勝利します。
シンディーがカーター将軍に緊急無線で連絡をとり、カーター将軍が状況の後始末のために離島にやってきます。
カーター将軍がジョンに現役復帰してくれないかと依頼しますが、娘との平和な生活を望むジョンは、それを断りました。
感想
シュワちゃんのアクションシーンのために作られたと言っても過言ではない本作は、シュワちゃんの肉体とアクションシーンを堪能できます。
突っ込みどころはたくさんあって、敵の銃弾があまり当たらなかったり、序盤の飛行機のシーンで、乗組員がみている状況で悪役を手際よく始末できるのかとか、そもそもジョンに大統領殺害を依頼するしか方法がなかったのかとか。
あまり考えてはいけません。頭を空っぽにして、ただただシュワちゃんの肉体とアクションシーンを楽しみましょう。